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まずは型作り。
原型の半分をシリコンで型作るためもう半分を粘土に埋めます。
ブロックでシリコンが流れ出ないための土手を作り、中に薄く粘土を引きつめます。
出来るだけ平に隙間なく。
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粘土に型埋めます。って画像違うじゃん!!
画像撮り忘れました・・・
とにかく原型の下側にくる面が完全に隠れるように。隙間があるとシリコンが流れ込み原型が埋まっちゃうよ。
この埋め方にもコツが山ほどあるけどズバット割愛。
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シリコン流し込み。
ドバッと入れず、まずはディティールが細かかったり隙間が狭くて気泡が残りやすそうな所から、細ーく垂らしながら入れてく。入りにくい時は棒などでツツイてなんとしても入れる。
原型の表面に気泡が残らないように。
時間はあるからじっくりと。
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一通り原型が見えなくなったとこで、傾けたりエアで吹いたり『フーッ!』って吹いたり棒でツツイたりして気泡を抜く
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後はドバーっと入れる。
型が厚ければ型くずれしにくくなる、けどシリコンが大量にいる。この程度で1Kg缶半分使って、一番薄いとこで7mm位?
ちと薄い。
石膏などでバックアップ取る方法もある。12時間待たれい。
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固まったら裏返して粘土をきれいに取る。
ここで原型外したりブロック外したりはしない方がいい。再びぴったり付けたつもりでも隙間にシリコンが入り込んで型の精度が落ちたり、場合によっては使えなくなる可能性もある。
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シリコンは他の物質とはくっつき難いが、シリコン同士はバッチリくっつくので剥離剤を塗る。今回はこの筋で有名な「リンレイ ブルーワックス」
原型には塗らないように。
念のため乾いてからもう一回塗った。
ここではシリコンスプレーは×
表と同じように流し込みます。
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完成〜!!
そうそう湯口(キャスト流し込む口)は先に原型と一緒に埋めこんどいた方がいい。今回はプラ棒とかが無かったので割り箸。
後からほじくってもいいけど、湯口はブッといので先に作っといた方が面倒無い。原型無事で一安心
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型に対して原型が傾いて入っていたのは、キャ
ストを流した時に気泡が抜けるように。
当たり前だが、キャストが下から入って空気が上から抜けるように作るのが一番上手く行く。湯口を原型の下まで持ってくればいいけど、今回はシリコン節約の
ため却下。
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空気抜け穴をカッターや彫刻刀で掘る。
太すぎると完成品にゲートが大きく残っちゃう。必要最小限の数を最小限の太さで。
湯口と違い通るのは空気だから細くても大丈夫。湯口ともども上をすり鉢状にする。
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ホントは当て板かなんかしないと型くずれの原因に。
輪ゴムはあんまりきつくしないで、緩いのを沢山かけた方がいい。横だけじゃなくて縦もかけないと型が口開いちゃうぞ。
これだと型の真ん中辺は膨らんでるハズ。デモ、キニシナーイ
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「ハイキャスト 黒」流し込み。
すぐ固まるから迅速丁寧に。
ドバッと入れず型の表面を伝って、下から溜まっていくイメージで流す。
引けるので、すり鉢にした所いっぱいまで流す。
固まる前に型を指でトントンしたりして、出来るだけ気泡を抜く。
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でけた!!
オイオイ、イッパツ目から大成功!?
だいたい最初は失敗するから、それを見て空気抜き穴追加したり湯口広げたりするんだけどね〜
だいたい2.3回抜くと型のクリーニングも出来るんだけど、こんだけ出来てりゃもういいや。
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めぼしい
気泡は三個しか無かった!
しかも全部裏側!!
ワシのプラキャスト人生(ヤな人生だな)でもこれだけ上手く行くのはナカナカないよ!?
やっぱり慎重な作業は成功の元ダネ!
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バリとランナー切り落として早速装着!!
複製品は少し縮むから、はたして付くかどうか・・・
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ウ〜
ン
パーフェクト!!
確かに縮んだけど問題ないレベル。
バッチリだぜー!!
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