『青柳金属工業』（キャー！カッコイイ！！）AYK の4×4バイパーです。
ホントーはバイパーでもモデルチェンジ版のバイパーシャトルです。
バイパーは、ワシの第一次ラジコンブーム最後を飾った伝説の（はぁ？）マシンなのれす。
世はバギーブーム。田宮では初の4WDレーシングバギー『ホットショット』なんかが発売され、いよいよ4WD化の波が押し寄せていたのでした。各社からア イデア満タンのニューマシンが発表され、4WDでもより曲がる、より軽いマシンをと各社ヤッキになっている中、よりにもよって車体のほとんどが金属のバ ギーを発売したのがAYKなのれした。
そんなAYKの男気にヤラレチマッタ私めは、当時のわしには正に限界とも言える2万円オーブアーのマシンに手を出しつちまったんですなー
計りに乗せた訳じゃありませんが、仲間と走らせりゃ一目瞭然、遅いで ふ。
しかもなんでか知りませんが、フロントサスが動きません。なんつーか固着してまふ。スコスコ動かしていると滑らかになってきますが、ナンボもしないうちに ガビガビに逆戻りです。
サスが伸びきった時にハンドル切るとかなりの確率でドックボーンが脱落します。
当時ビンボーなワシは高いモーターなんてかえませんから、ブラックモーターエンディランスでなんとかするしかありません。
ビンボー人に出来るチューニング、それは軽量化
イラネー物片っ端から外して、穴ッポコ開けまくりました。
なぜだかフレームの中にバッテリー楯置きにした覚えがあります（なーぜーなーんだー）。シャーシ横の連なった穴も繋げて長穴にした覚えもあります。
でもストレートで、後ろから『バイパーってあんなに速かったっけ？』ちゅー声が聞こえた時はファンファーレが鳴ったね。ウン。
モー満足でしたよ（志が低い！！）
色々欠陥が修正されてます。ドクボンが延び縮みします。外れにくいです。ボディがポリカに変わりました。・・・その位かなあ
相変わらずFサス渋いし、デフはガビガビだし、重いし。
初期型はオクでも高いのでこれを落としました。
箱を開けた瞬間骨董品屋のカビクサイ匂いが部屋中に充満しました。
でもいいんです、改造しちゃうから。まずは逝っちゃったボディを初期バイパーの物にします。
材料はアルミ丸棒。風呂の栓のボールチェーンのジョイント金具、オクで落としたジュラウイング。
まずウェブで見つけた画像を元に丸棒曲げます。出来るだけ左右対称に曲げます。机の角とか、使える物は何でも使って曲げます。
丸棒と丸棒のつなぎは、摺り合わせて穴開けてタップ切ってネジ止めです。5mmの丸棒の側面に穴開けるのは非常にしんどいですが、根性で開けます。やすり 等でちょっとだけ平らな面を作ってやると目安となるでしょう。
ウイングは抵抗のステーをそのまま使い、スペーサーでたかくしてABSの板で固定してます。作るのが嫌になった訳ではありません、ただちょっと立て続けに 失敗して投げやりになっただけです。
でも結果オーライ
そりゃスムーズに動かねー訳だべ。高級Oリングいくつも駄目にしちまって、ワシの時間と金返せ！！つってもAYKはもう無いので、気を取り直して対策対 策。
じゃ作るべ！まずは・・・アルミ！
Eリング入る溝3か所切って、ピストンはレーザーカットしたアクリル。これは上手く行った。
スムーズ！
動く動く！！
曲がる曲がる！！！
死ねっー！！！！
やっぱステンじゃなきゃ駄目なのネン。ちなみにチタンはどうかとネットで検索して引っかかる、個人でも受けてくれるって業者に見積もり依頼したらシカトさ れてしまいました。
次も次もそのまた次もシカトされました。
ワシっていったい・・・
会社の旋盤、バイトが駄目になるの覚悟でチャレンジ
普通のコ溝は失敗。バイト駄目にしたのはボクです、御免なさい。
Vなら超硬あるからそれで！ってんでやってみたら、上手く行ったよ！！Eリングが外れちゃうかと思ったけど、どうやら大丈夫みたい。バンゾーイ
ハヨ作らなきゃ
いやー画像と内容がほとんど関係ない所が泣ける
